Reduce GO
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Reduce GOとは
Reduce GOは東京を中心に展開されているサブスクリプションサービスで、サービスに加入すると、現在地周辺にある飲食店に余剰食品があれば、それをテイクアウトすることが可能となります。テイクアウト可能なのは食材だけではなくパスタや弁当といった料理も含まれていて、2019年12月時点でReduce GOに加盟しているのは199店舗となっていました。
Reduce GOを利用することで、飲食店で廃棄される余剰食品を減らすことが出来るほか、利用料金のうち2%が社会活動団体へ寄付される仕組みとなっています。飲食店経営者の方にとっては食品の廃棄コストを抑える事に利用できるので、仕込みすぎや突然の予約キャンセル・天候不良による客足減といったイレギュラーな事態にも対応しやすくなるというメリットがあります。
利用者にとっても、アプリの一覧から余剰食品を選ぶだけなのでたった2回のタップで済んで手軽なうえ、月額料金を支払っていれば1日2回までは店舗で支払いすることなく料理・食材を受け取ることが可能です。自分で取りに行くという手間はありますが、最大で毎月60回も利用できるので、東京在住の方にとってはメリットがあるサービスといえるでしょう。
日本は海外と比べても食品の廃棄率が高いと言われていますが、飲食店経営者以外でもこういった問題に取り組めるサービスは珍しいと言えるでしょう。