クラウド会計とは、ネット環境があるところであれば、どこでも会計処理ができる会計システムです。最近では個人事業・小規模事業者向けの低価格のものから中堅・大企業向けのものまで幅広く普及してきており、機能の幅もますます成長してきています。このページではクラウド会計ソフト10選を徹底比較します。
下記リンクでは事業者向けではなくプライベートで家計簿つけられるアプリ&サービスを紹介しています。
クラウド会計freee(フリー)
- 運営元:フリー株式会社
- トライアル:30日間無料(法人版)
- 料金:個人事業主・フリーランス向けのプランは、スターターが月額1,298円(税込み)、スタンダードが月額2,618円(税込み)、プレミアムが月額3,647円(税込み)、法人向けのプランは、ミニマムが月額2,618円(税込み)、ベーシックが月額5,258円(税込み)、プロフェッショナルが月額52,536円(税込み)
- 決済方法:クレジットカードやペイパル、プリペイドカードなど
クラウド会計freee(フリー)は、日々の経理や確定申告などを効率化できるクラウド会計ソフトです。フリー株式会社がサービスを提供しており、個人事業主から中規模の法人まで対応しています。
個人事業主・フリーランス向けのサービスでは、青色申告と白色申告の両方に対応可能です。〇✕形式の質問に答えることで、確定申告の必要書類を作成できます。確定申告にかける時間を大幅に短縮できるので、コア業務に専念しやすくなるでしょう。
法人向けのサービスでは、決算書をボタン一つで作成可能です。操作が簡単なうえに、わかりやすいガイドが表示されます。経理がはじめてでもミスなく正確に業務を進められるでしょう。気になる疑問を解決したいときには、担当者がチャットで質問できます。
個人事業主・フリーランス向けのプランは、スターターが月額1,298円(税込み)、スタンダードが月額2,618円(税込み)、プレミアムが月額3,647円(税込み)です。法人向けのプランは、ミニマムが月額2,618円(税込み)、ベーシックが月額5,258円(税込み)、プロフェッショナルが月額52,536円(税込み)です。
支払方法はクレジットカードやペイパル、プリペイドカードなどから選択できます。
クラウド会計freeeの特徴
クラウド会計freeeは、個人事業主や法人の会計業務を効率化してくれる会計ソフトです。
個人事業主向けのサービスでは、会計知識がなくても確定申告が行えます。
「会社から給与を受け取りましたか?」「生命保険に加入していますか?」などの質問に〇✕で答えるだけなので、直感的に申告を進められるでしょう。クラウドサービスであることから、常に最新の税制にアップデートされます。
法人向けのサービスでは、効率的な記帳や決算書の作成、入金・支払管理など、さまざまな機能を利用できます。
クラウドサービスなので、パソコンやスマホがあれば場所を問わずに経理の作業を行えます。上位プランであれば、予実管理機能や稟議機能、CRM連携機能なども活用可能です。
- 確定申告の負担を減らしたい方
- 場所を問わずに経理作業をしたい人
- 最新の税制に対応できるか不安な方
- 経理作業に慣れていない人
- コア業務に専念したい方
マネーフォワードクラウド会計
- 運営元:株式会社マネーフォワード
- トライアル:1ヶ月無料
- 料金:スモールビジネスプランが月額4,378円(税込み)、ビジネスプランが月額6,578円(税込み)
- 決済方法:クレジットカード
マネーフォワードクラウド会計は、AIによる学習機能を搭載しているクラウドタイプの会計ソフトです。
株式会社マネーフォワードがサービスを提供しており、ChatworkやRetty、Schooなど、さまざまな企業から利用されている実績があります。
銀行やクレジットカード、電子マネーなどのサービスと連携し、日ごろの取引データを自動取得してくれます。
データはクラウドに自動で保存されるので、顧問税理士にオンライン上で会計状況を確認してもらえる仕組みです。パソコンの故障や紛失によって、データが消失することもありません。
日々の仕訳データをベースに決算書を自動で作成できます。キャッシュフローレポートや収益レポートなどの作成にまで対応。経営状況をリアルタイムで把握できるのも便利です。
料金は、小規模事業者向けのスモールビジネスプランが月額4,378円(税込み)、中小企業向けのビジネスプランが月額6,578円(税込み)です。
中堅・大企業向けのプランも用意しており、料金については要問い合わせとなっています。
初期費用はゼロ円であり、スモールビジネスプランとビジネスプランは無料で試すことが可能です。支払方法はクレジットカードに対応しています。
マネーフォワードクラウド会計の特徴
マネーフォワードクラウド会計では、使えば使うほど会計業務が楽になっていく機能を搭載しています。
連携している銀行やクレジットカードの取引データに関する仕訳候補を自動で作成。AIが仕訳内容を学習して、自動仕訳の精度を向上させていく仕組みです。
たとえば、「現金」「旅費交通費」「インターネット利用料」などの勘定科目を的確に自動提案してくれるようになっていきます。
連携している金融機関は2,400社以上になっています。さまざまな銀行と連携しており、三菱UFJ銀行やみずほ銀行、楽天銀行、横浜銀行などが挙げられます。
無料トライアルに登録すれば、お使いの金融機関との連携も簡単に確認できます。ちなみに、トライアル期間に入力したデータは引き続き利用可能です。
- 自動仕訳の精度を重視する方
- パソコンの紛失や故障が不安な人
- 経営状況をリアルタイムで把握したい方
- トライアル後もデータを引き継ぎたい人
- 顧問税理士との連携をスムーズにしたい方
弥生会計オンライン
- 運営元:弥生株式会社
- トライアル:1年間の無料お試しに対応
- 料金:セルフプランが年額28,600円(税込み)で、ベーシックプランが年額33,000円(税込み)
- 決済方法:口座振替やクレジットカード
弥生会計オンラインは、はじめてでもスムーズかつ簡単に活用できるクラウド会計ソフトです。
弥生株式会社がサービスを提供しており、税理士や会計事務所から推薦の声が寄せられています。サービスの信頼性を重視する方におすすめです。
帳簿付けから決算資料の作成まで対応しており、業界最大規模のカスタマーセンターが用意され、サービスの導入や業務に関する相談に応じてくれます。経理の経験がない方でもサービスを利用しやすいでしょう。
WindowsOSとMacOSの両方に対応しているため、インターネット環境が整っていればOSの種類を気にせず利用できます。ブラウザで操作するタイプの会計ソフトでありインストールも不要です。使い始めるときの負担も少ないでしょう。
料金はセルフプランが年額28,600円(税込み)で、ベーシックプランが年額33,000円(税込み)です。いずれもすべての機能を利用できます。ベーシックプランでは、セルフプランにはないチャットサポートも含まれています。
セルフプランは1年間の無料お試しに対応しています。長期間試せるので、使い心地に納得してからサービスを導入できるのが安心ですね。
支払方法は口座振替やクレジットカードなどに対応しています。
弥生会計オンラインの特徴
弥生会計オンラインでは、会計業務に必要な機能がシンプルに搭載されています。
入力のプロセスでは、クレジットカードの取引データや領収書のスキャンデータなどを自動仕訳してくれます。日付や金額などを入力するだけで済み、経理初心者でも簡単に利用可能です。
集計・レポートのプロセスでは、登録した取引をベースに会計帳簿を自動的に集計・作成できます。集計結果はグラフで表示できるため、経営状況を視覚的に把握しやすくなっています。
決算のプロセスでは、ステップにそって簡単に決算書を作成することが可能です。決算書の印字サンプルは表紙や貸借対照表、損益計算書などを公式HPで確認できます。サービスの利用を検討している方は、一度確認してみるとよいでしょう。
- 経理業務に自信がない方
- サービスの信頼性を重視する人
- 使い心地をしっかり試してから導入したい方
- 書類のサンプルを事前に確認しておきたい人
- インストールの負担を減らしたい方
やよいの白色申告オンライン
- 運営元:弥生株式会社
- トライアル:フリープランが無料
- 料金:ベーシックプランが年額8,800円(税込み)、トータルプランが年額15,400円(税込み)
- 決済方法:口座振替やクレジットカード
やよいの白色申告オンラインは、インストール不要で初心者も簡単に利用できるクラウド会計ソフトです。
弥生株式会社がサービスを提供していて、クラウド申告ソフトシェアにおいてトップクラスのシェアを誇っています。2人に1人が弥生を使っていることから、信頼してサービスを利用しやすいでしょう。
日頃の取引について家計簿を作るように入力し、白色申告に必要な書類を簡単に作成可能です。スマートフォンからも取引の入力ができ、外出先や移動中にもデータを入力できます。
金融機関からダウンロードした取引明細や帳簿を取り込むことも可能です。入力と仕訳の手間が省けるでしょう。確定申告の書類作成では、各種控除額も自動で計算してくれます。
料金はフリープランが無料、ベーシックプランが年額8,800円(税込み)、トータルプランが年額15,400円(税込み)です。トータルプランでは、操作質問だけでなく業務相談も電話・メール・チャットで受け付けています。
フリープランでもすべての機能が利用でき、確定申告書を無料で作成可能です。初めて申告する方や、ひとまず申告を済ませたい方などにおすすめできます。
支払方法は口座振替やクレジットカードに対応しています。
やよいの白色申告オンラインの特徴
品質が低くて信頼できない環境で白色申告を行いたくない方もいるでしょう。
やよいの白色申告オンラインでは、一般社団法人コンピューターソフトウェア協会が認定する「パッケージソフトウェア品質認証制度」のクラウドアプリの品質認証を取得しています。
また、日本マイクロソフト株式会社による優れたセキュリティセンターを構築しており、セキュリティエンジニアが24時間365日にわたって顧客のリスク対策を行っています。
データのバックアップや暗号化をはじめ、ウイルス対策やサービス拒否攻撃の予防など、安全にデータを運用しています。
ソフトウェアの品質やセキュリティー対策を重視する方にも、やよいの白色申告オンラインは検討する価値が高いでしょう。
- 信頼できないサービスで申告をしたくない方
- 無料で確定申告書を作成したい人
- トップシェアのサービスを利用したい方
- 外出先からも取引データを入力したい人
- ソフトの品質やセキュリティーを重視する方
やよいの青色申告オンライン
- 運営元:弥生株式会社
- トライアル:セルフプランが1年間無料
- 料金:セルフプランが年額8,800円(税込み)、ベーシックプランが年額13,200円(税込み)、トータルプランが年額22,000円(税込み)
- 決済方法:口座振替やクレジットカード
やよいの青色申告オンラインは、青色申告に必要な複式簿記帳簿を自動作成できるクラウド会計ソフトです。いつでも最新バージョンが利用できるので、バージョンアップの必要はありません。
初めての青色申告だと、正しく申告できるか不安に思う方もいるかもしれません。その点、やよいの青色申告オンラインはシンプルで使いやすい画面です。簿記や会計の知識がない初心者でも簡単に青色申告ができ、青色申告で最大65万円の控除を受けることもできます。
弥生株式会社がサービスを提供しており、青色申告会からは「確定申告をサポートする立場でも使いやすい」「科目に説明があってユーザーさんにわかりやすい」など、推奨の声が寄せられています。「ITreview Grid Award 2021 Spring」の青色申告ソフトカテゴリにおいて「Leader」受賞の実績もあります。
料金はセルフプランが年額8,800円(税込み)、ベーシックプランが年額13,200円(税込み)、トータルプランが年額22,000円(税込み)です。
セルフプランは1年間無料ですべての機能を試すことができ、確定申告書も無料で作成できます。
支払方法は口座振替やクレジットカードに対応しています。
やよいの青色申告オンラインの特徴
やよいの青色申告オンラインでは、カスタマーセンターによる充実したサポートが受けられるようになっています。
カスタマーセンターでは年間100万件を超える問い合わせに対応しており、2020年6月の自社調べでは全体の93%が満足しているという結果が得られました。
電話サポートでは、製品の操作方法や設定方法などに関する質問に回答してもらえます。メールサポートでは、24時間365日にわたっていつでも質問することが可能です。チャットサポートでは、困りごとについて直接文字を通して会話を行えます。必要に応じてオペレーターが操作画面を共有してサポートすることもあります。
青色申告ソフトの使い方に不安がある方は、やよいの青色申告オンラインもぜひ検討してみてください。
- 青色申告が初めての方
- システムの操作方法や設定方法に自信がない人
- 受賞歴を重視する方
- シンプルな使い心地を求める人
- バージョンアップの手間が気になる方
HANJO会計
- 運営元:株式会社CXDネクスト(カシオ計算機100%出資会社)
- トライアル:申込当月と翌月は無料
- 料金:月額1,078円(税込み)
- 決済方法:クレジットカード
HANJO会計は、飲食店の経理に特化した個人事業主向けクラウド会計ソフトです。
株式会社CXDネクスト(カシオ計算機100%出資会社)が提供しているサービスであり、多種多様な飲食店の経営で活用されています。店舗が収益を高めるヒントまで提供してくれる点が大きな魅力でしょう。
サービスの動作環境は、Windowsが「Internet Explorer 10 / 11」と「Google Chrome」、Macが「Safari 8.0以降」です。
スマートフォンでレシートを撮影するだけで記帳や仕訳を自動化でき、確定申告書も完成させられます。
作成できる決算書は、青色申告決算書や所得税確定申告書B、固定資産台帳、消費税申告書、支払調書などです。青色申告決算書については農業所得、不動産所得、現金主義に対応していません。また、所得税確定申告書Bについては確定申告書Aや個人事業主の不動産所得申請に対応していません。
月額料金は1,078円(税込み)です。申込みの翌月末まで無料で利用できます。操作の不明点があったときも電話サポートを受け付けています。時間帯は平日の9時から17時半までです。
支払方法はクレジットカードに対応しています。
HANJO会計の特徴
HANJO会計は、経営のサポート機能が充実している点に特徴があります。
たとえば、経営上のデータをグラフで表示する機能は、経営推移を確認するのに便利です。売上や仕入原価、客数、利益、人件費など、さまざまな指標の推移を月次・週次・日次の期間で表示切替できます。
日報機能では、売上をチェックして気づいたことや出来事をメモしておけます。コメントを振り返ることで、経営上の改善点を模索していけるでしょう。
そのほか「HANJOサービス ナレッジセンター」では、経営指標に応じた売上や客単価向上のヒントを提示しています。経営に悩んだときに確認できるのが心強いですね。
会計処理を効率化するだけでなく、経営まで繁盛させたい経営者の方にとって、HANJO会計はうってつけのサービスといえるでしょう。
- 飲食店の経営者
- 操作の不明点を電話で確認したい方
- 記帳や仕訳を自動化したい人
- 経営推移を確認したい方
- 経営まで繁盛させたい経営者
ネットde記帳
- 運営元:全国商工会連合会
- トライアル:要確認
- 料金:要確認
- 決済方法:要確認
ネットde記帳は、いつでも・どこでも・誰でも伝票入力や決算、各種申告書作成を簡単に実行できるクラウド会計ソフトです。
商工会が推奨している経理ソフトであり、入力したデータも商工会連合会が一元管理しています。セキュリティが気になる方でも、知名度の低いサービスと比べて、安心して利用しやすくなっています。
インターネット回線を通してソフトウェアを利用できるので、パソコンにソフトをインストールする必要はありません。複数拠点・複数人からの同時入力・参照にも対応しています。
ネットde記帳を利用するときは、商工会の説明を受けてから書面で申請します。申し込み後に初期登録を行い、IDとPWを発行してもらいます。商工会で使用する勘定科目や残高、減価償却資産などの登録も行います。
システムの操作方法だけでなく、記帳や仕訳、決算などに関する支援も行っています。同じ画面を共有しながら内容を説明してくれるので、コミュニケーションにも困りづらいでしょう。経理作業に自信がない方でも悩みを相談できるのが便利です。
中には、商工会会員を対象とした簿記講習会や経理ソフト講習会などを実施している商工会もあります。必要に応じて最寄りの商工会まで問い合わせてみるとよいでしょう。
ネットde記帳の特徴
ネットde記帳には会計に役立つ機能がさまざま充実しているのが特徴です。
固定資産の取得から減価償却計算および売却・廃棄といった処分までのプロセスについて、資産ごとに管理できます。耐用年数や取得価額、償却方法などから当年度の償却費や未償却残高などを自動で計算して表示することが可能です。
また、日ごろからよく用いる仕訳を事前に登録しておくこともでき、パターンを選択するだけで仕訳を入力できます。入力作業を効率化したいときにおすすめの機能です。
配賦の機能も実装しており、工事関連の管理も充実しています。事前設定の内容に応じて、建設業の共通工事金額などを自動的に振り分けしてくれるので、経営状況を正確に把握しやすくなっています。
- 仕訳の入力を効率化したい人
- サービスの信頼性を重視する方
- システムの操作に不安がある人
- 複数拠点からの利用を検討している方
- 工事関連の仕事に携わっている人
かんたんクラウド会計
- 運営元:(株)ミロク情報サービス
- トライアル:申込日から最大3ヶ月間0円
- 料金:ベーシックプランが月額1,980円(税込み)、プラスプランが月額2,750円(税込み)
- 決済方法:クレジットカード
かんたんクラウド会計は、初期費用が無料でインストールが不要なので、簡単に始められるクラウド会計ソフトです。
財務・経営システムのリーディングカンパニーとして知られ、会計ソフトのプロフェッショナルである(株)ミロク情報サービスが提供しています。
かんたんクラウド確定申告を無償で利用でき、かんたんクラウド会計で入力した仕訳データについて、個人青色決算書に連動できます。個人事業主の方が確定申告をするのときに便利です。そのほか、リアルタイムで自社の経営状況がよくわからない悩みや外出先における会計処理の課題を解決するのにも役立ちます。
料金は、ベーシックプランが月額1,980円(税込み)、プラスプランが月額2,750円(税込み)です。それぞれのプランではオプションを付与できます。4アカウント目以降は1アカウントの追加ごとに月額220円(税込み)が発生し、電話・遠隔操作のサポートを受けるのであれば月額330円(税込み)が発生します。
お試し利用プランも用意しており、申込日から最大3ヶ月間0円でサービスを利用可能です。有料プランに移行した後もデータを継承できます。
支払方法はクレジットカードに対応しています。
かんたんクラウド会計の特徴
かんたんクラウド会計では、簿記が苦手でも仕訳を簡単に入力できます。
収入・支出・振替を選択し、日付入力・取引選択・金額入力を行い、登録ボタンをクリックするだけです。入力内容は自動で複式簿記に変換され、関係帳票に転記できる仕組みです。
また、取引明細連携機能を搭載しているのも特徴です。銀行やクレジットカードのサイトから取引明細を取得して仕訳を作成できます。
そのほか、レシート取り込み機能も便利です。レシートの画像から日付や金額、電話番号を読み取って仕訳データに変換可能です。複数枚のレシートをまとめてスキャンした場合でも、自動で分割して変換してくれます。
仕分け作業が初めての場合に、かんたんクラウド会計は心強い味方になってくれるでしょう。
- 仕訳を効率化したい方
- アカウントを追加する可能性がある人
- 初期費用の負担を減らしたい方
- 自社の経営状況を把握したい人
- レシートを有効活用したい方
勘定奉行クラウド
- 運営元:株式会社オービックビジネスコンサルタント
- トライアル:30日間無料
- 料金:iEシステムが月額5,000円~、iJシステムが月額8,000円~、iAシステムが月額13,400円~
- 決済方法:要確認
勘定奉行クラウドは、業務プロセスを変えずにデジタル化による生産性向上を目指せるクラウド会計ソフトです。
株式会社オービックビジネスコンサルタントがサービスを提供しており、株式会社ノークリサーチ調べによると2020年度に導入シェアナンバーワンの実績を獲得しています。
日時業務では証憑の管理や仕分けチェックなどをスムーズに行えるようになり、月次業務ではさまざまな月次報告書を瞬時に出力可能です。年次業務では日ごろの仕訳を起票するだけで、決算や消費税申告の必要書類を作成できます。
連携機能も豊富です。POSレジ連携やMicrosoftOffice連携、Web請求書連携、独自業務アプリ連携などに対応しています。会計業務のインストラクターに指導してもらえるサービスもあるので、データ移行作業や導入設定なども安心です。
料金は、iEシステムが月額5,000円~、iJシステムが月額8,000円~、iAシステムが月額13,400円~となっています。料金が高いプランほど仕訳伝票明細件数が増加する仕組みです。30日間の無料お試しにも対応しています。
ヒアリングをもとに利用者に最適な運用モデルを提案してくれるので、サービスを無駄なく快適に利用しやすいのが魅力的ですね。
勘定奉行クラウドの特徴
勘定奉行クラウドは、業務の流れを変えずにデジタル化を実現できる点に特徴が見受けられます。
エクセルやインターネットバンキングなどの取引データと接続して仕訳候補を自動作成。取引情報を確認しつつ仕訳を手動で入力する手間を省略できます。
業務を変えずにデジタル化をすることで、売上・仕入れ業務、入金・支払業務、立替経費精算業務などにかかる業務時間を最大93%削減できるとのことです。
導入支援のサポートも充実しています。インストラクターと利用者の顔が見えている状態でわかりやすい指導を受けられる環境です。画面上で矢印やペンも用いるため、視覚的にも説明を理解しやすいでしょう。
指導内容はPDFデータで提供してもらえます。いつでも指導内容を確認でき、教えてもらったことを忘れてしまう心配もありません。
- システムの使い方に不安がある方
- 業務プロセスを大幅に変更したくない人
- 導入シェアの実績を重視する方
- インストラクターから対面で指導を受けたい人
- デジタル化で業務時間を削減したい方
クラウド発展会計企業版
- 運営元:日本ビズアップ株式会社
- トライアル:2か月間無料
- 料金:零細企業向けプランが月額5,500円(税込み)、中小企業向けプランが月額11,000円(税込み)
- 決済方法:要確認
クラウド発展会計企業版は、経理業務の効率化や会社の経営分析に役立つクラウド会計ソフトです。
日本ビズアップ株式会社がサービスを提供しており、全国で1,400件におよぶ会計事務所が利用しています。
毎月の定型仕訳は前月のデータをコピーして貼り付け入力をすることが可能です。分散入力機能も搭載しており、支社や店舗などでも経費を入力できます。そのほか、仕訳マスタ登録によって伝票を入力するときに定型仕訳を呼び出せるので、入力作業を効率化できます。
導入した企業からは、「経理部門からの報告スピードが高まった」という声や、「タイムリーな経営判断を実現できた」という声などが挙げられています。経理業務の時間を短縮したい方や、次月の対策を月内に定めたい方、経営資料を作りたい方など、さまざまな方におすすめできます。
料金プランは、零細企業向けプランが月額5,500円(税込み)、中小企業向けプランが月額11,000円(税込み)です。
無料体験版も用意されており、2か月間無料で決済作成機能や部門別管理機能、自動仕訳機能などを試せます。個人事業主と中小企業の方が対象です。操作サポートにも対応しているので、使い心地を試すのにピッタリのプランでしょう。
クラウド発展会計企業版の特徴
クラウド発展会計企業版では、経営診断や経営計画作成などの専門業務まで、シンプルな設定で自動作成できます。
たとえば、納税予測報告書については未経過月損益を算出して、決算予測や納税額を自動で試算することが可能です。決算事前検討会の資料として役立つでしょう。また、会計データと連動できる決済診断も便利です。次年度の計画を策定するときの資料として検討でき、経営課題を明確にしていけます。
そのほか、8テーマ48項目から成り立つアンケートに答えることで、経営戦略を診断することも可能です。人事やIT、生産、マーケティングなど幅広い観点から評点を数値化し、競争力や経営基盤について評価できます。
業務の効率化だけでなく、経営状況まで改善したい方に適したサービスだといえるでしょう。
- 経理部門からの報告スピードを高めたい人
- 個人事業主や零細企業、中小企業
- 経営診断機能に興味がある方
- 支社や店舗などで経費を入力したい人
- 業務の効率化だけでなく経営状況まで改善したい方