通販サービスのAmazon(アマゾン)が提供している雑誌・マンガなどの書籍の読み放題サービスはKindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)とPrime Reading(プライムリーディング)の2種類が存在しています。Kindleユーザーが利用できるkindleオーナーライブラリーというサービスもありますが、こちらは2021年1月にサービス終了してしまします。
このページではKindle UnlimitedとPrime Readingの紹介と違いについてを説明していきます。
Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)
Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)は、200万冊以上が読み放題のAmazon(アマゾン)が提供しているサブスクリプションサービスです。
小説やビジネス本、実用書、コミック、雑誌など幅広いジャンルを取りそろえているため、読みたい書籍が見つかりやすいでしょう。専門書も取り扱っているので、高価で読めなかった本との出会いも期待できます。
料金は月額980円の自動更新制であり、いつでもキャンセルできます。30日間無料体験にも対応しているので、アマゾンの読み放題サブスクリプションを試してみたい方におすすめです。
支払方法はクレジットカードやデビットカード、プリペイドカード、携帯キャリア決済、Paidyなどから選択できます。
Kindle Unlimitedの特徴
Kindle Unlimitedでは、和書だけでなく洋書も取り扱っているので、海外の書籍に興味がある方にもぴったりです。
利用方法もシンプルであり、対象作品にはKindle Unlimitedのロゴが付加されていて、会員は「読み放題で読む」を押すだけで読書できます。
本をダウンロードして読むには、Kindle無料読書アプリを使用します。Kindleの端末だけでなく、スマホやタブレット、PC、Macなど、普段使い慣れているデバイスから利用できるのは便利です。
自宅のWi-Fiによって、スマホのKindle専用ライブラリに落としておけば、電車に乗っている間に書籍を読むこともできます。
ただ、ライブラリに保存できる冊数に制限があることから、随時削除しなければならない点については面倒だといえます。
Prime Reading(プライムリーディング)
Prime Reading(プライムリーディング)は、Amazon プライム会員を対象とした読み放題のサブスクリプションサービスです。
取り扱っているジャンルは、小説、実用書、漫画、ビジネス書などがあります。タイトルの数は約1,000冊であり、少しだけ書籍を読みたいという方に適しているといえるでしょう。
Prime Readingは、Amazonプライム会員特典の一つとされています。つまり、Amazonプライム会員であれば月額料金無料で書籍が読み放題になるということです。ちなみに、Amazonプライムは年会費4,900円(税込)です。
Amazonプライム会員に登録すれば、映画・TV番組の見放題や楽曲まで楽しむこともできます。書籍以外のエンタメも楽しみたい方におすすめです。
Prime Readingの特徴
Prime Readingの書籍はAmazonのホームページから参照できます。書籍の要約や著者の略歴などを確認することが可能です。
また、Amazonの商品ページと同様にレビューの仕組みも整っているため、ほかの読者の感想や意見を見てから書籍を読むか判断できます。
不要な書籍を読んで時間を無駄にしたくないという方は、店頭で書籍を購入するよりも合理的だといえるでしょう。
また、学生の場合さらに利用しやすい仕組みが整っているのも特徴です。体験期間が6か月に設定されているほか、体験後は通常の会員費の半額になります。
本好きの学生であれば、Prime Readingは有力な選択肢になることでしょう。
kindleオーナーライブラリー
kindleオーナーライブラリーは、Kindle を所有する Amazon プライム会員を対象とした読み放題のサブスクリプションサービスです。
Kindleオーナーライブラリーのうち数千冊の書籍を1ヶ月に一度だけ無料で読めます。閲覧にはKindle電子書籍リーダーあるいはFireタブレットが必要です。
対象となる書籍にはAmazonプライムバッジが表示されているので、Kindle端末やAmazonで書籍を検索するとき判別しやすいでしょう。
ちなみに同サービスは、2021年1月4日をもって終了することになっています。