カメラはハマればハマるほどお金がかかる趣味な上に、撮影シーンや対象物によって複数のレンズを使い分ける必要があります。そのため、必要な時に必要なカメラ・レンズを借りられるサブスクリプションがあればコストを抑えてもっと趣味を楽しむことが出来るはずです。

また、子供の卒業式などイベントのときだけ高性能なカメラで撮影したいという方もいらっしゃるでしょう。

そこで紹介したいのが、カメラのサブスクリプションサービスです。月額定額制で借り放題になるサービスや、3泊4日など短い期間だけレンタル出来るサービスもあるので、もっとカメラを手軽に楽しみたい方はチェックしてみてください。

GoProサブスクリプション

基本情報
  • 料金:年額6,000円(税込)
  • カメラ交換:最大2回/年
  • 割引対象:最大10アイテム/年
  • 支払い方法:クレジットカード

GoProサブスクリプション(ゴープロサブスクリプション)は、日本でも人気の高いアクションカメラGoProを製造しているメーカーが提供しているサブスクリプションサービスです。年額6,000円(税込)でGoPro サブスクリプションに加入する事で、以下の特典を受けられるようになります。

まずは無制限のクラウドストレージです。GoProで撮影した映像を無制限にクラウドストレージへ保存出来るので、オリジナル画質のままでも容量を気にせず保存が可能です。またアクセサリー類の割引が受けられます。GoPro純正のマウントなどは少し値が張りますが、GoPro Plusに加入していれば最大50%オフで購入が可能です。

さらに、カメラが壊れた時に交換保証をしてくれます。交換手数料は必要ですが、HERO7 Blackでは9800円、HERO7 Silverでは8600円、HERO7 Whiteでは8600円とリーズナブルな価格で交換が可能です。GoPro サブスクリプションの交換保証はどんな場合でも交換可能なので、ハードな環境でGoProを利用している方にとっては心強い保証といえるでしょう。

GoProサブスクリプションの特徴

GoProサブスクリプションの特徴は、GoProを使用する際に便利なサービスが付いてくると言う点です。GoProはアウトドアやスポーツなど過酷な条件で使用する場合も多いので、無条件で壊れたGoProの交換ができることは、その様な場面で高価な機材をためらうことなく使用する上で大きな安心材料となるのではないでしょうか。

また長時間動画を撮影し続ける場合が多いGoProの使用において、撮影した動画の保存場所は悩みの種となる場合も考えられますが、GoProサブスクリプションを利用すれば無制限のクラウドストレージが利用でき、動画の保存場所や容量を気にせずに撮影することができます。

GoProサブスクリプションはGoProを頻繁に活用して動画をたくさん撮っていきたい人には便利なサービスかもしれません。

GooPass

基本情報
  • 料金:月額6,380円(税込)~月額87,780円(税込)
  • アイテム数:約1,000種類以上
  • 返却手続き:コンビニ/ヤマト運輸
  • 支払い方法:クレジットカード

GooPass(グーパス)はカメラブ株式会社が2018年にリリースしたカメラ・レンズのサブスクリプションで、月額定額制で様々なレンズ・キット・カメラ本体などが借り放題となります。

2021年3月時点で1,000種類を超えるアイテムが用意されていて、CanonやNikon・SONY・FUJIFILMなどメジャーなメーカーからKENKOやSIGMA・CarlZeissなどレンズメーカーのアイテムも扱っています。

ただし借りられるアイテムには6段階のランクが設定されているので、ランクと同等のプランを利用しないとレンタルが出来ません。例えばCanonのEOS 90Dならランク4なので、Lv4パスを購入しないとレンタル出来ないという事です。借りたいアイテムとそのランクによって月額料金が変わってくるので、登録前に確認しておきましょう。

GooPassの特徴

GooPassの特徴は、借り放題であるということです。レンタルの返却期限は設定されておらず、またレンタル中の製品を返却すれば何度でも他の製品を借り換えることができます。

ただし同時にレンタルできるのは一人につき、同時に2商品までなので、一度に複数の製品を用意したいと考えている人は注意が必要です。一方でラインナップには、様々なモデルのカメラ本体、交換レンズ、さらにはドローンなど様々な撮影機材が含まれています。

中には発売されたばかりの新商品も含まれており、購入する前の試写目的の利用にも便利そうです。利用中の故障についても、通常の利用範囲内であれば、修理費用は一切かからず、利用者の過失による修理であっても負担額の上限は5000円となっており安心して利用することができそうです。

GooPass
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2.4 / 5 GooPassのサイトへ行く

CAMERA RENT

基本情報
  • 料金:月額3,850円~月額19,250円(税込)
  • アイテム数:約1,000種類
  • 商品の買取:不可
  • 支払い方法:クレジットカード

CAMERA RENT(カメラ レント)はカメラやレンズ・ストロボ・三脚といった機材を月額制でレンタル出来るサブスクリプションで、株式会社NICSが運営しています。2021年3月時点で1,000以上のアイテムを取り扱っていて、APS-Cやマイクロフォーサーズだけではなくフルサイズ機もレンタルが可能です。

GooPassと同様にレンタル対象アイテムにランクが付けられており、フルサイズ機など高価なアイテムは相応のプランを利用しないといけません。CAMERA RENTの場合は利用プランがブロンズ~プラチナの4段階に分かれていて、月額12500円のプラチナだとCanon 1DX MarkⅡやNikon Z7・SONY α Ⅲ ILCE-7M3などがレンタル出来るようになります。

実際に利用する場合は本人確認書類を提出して審査通過まで数日間待つ必要があります。

CAMERA RENTの特徴

CAMERA RENTの特徴は豊富なラインナップのカメラ製品を、返却期限を気にせずに複数同時にレンタルができる点です。取り扱いメーカーは27社で1000をこえる製品を揃えています。また近年人気が高いミラーレスカメラにも力を入れており、コンパクトなカメラを利用したい女性や年配の方にも良いサービスだと言えそうです。

またレンタルの最低期間は1ヶ月からで、数日間などの短期間のレンタルをした際には割高な値段になってしまうものの、返却期限は設けられておらず、新たに別の製品をレンタルしようとした場合には、レンタル中の製品を返却して取り換えるか、もしくはレンタル中の製品をそのままにして新たに複数の製品を同時に借りることも可能なため、複数の製品を同時に利用したいユーザーには便利な特徴だと言えるでしょう。

CAMERA RENT
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4.1 / 5

Rentio

基本情報
  • 料金:3泊4日200円~148,000円(税込)
  • アイテム数:約1,000種類
  • 商品の買取:可能
  • 支払い方法:クレジットカード/NP後払い決済/代金引換/銀行振込/AmazonPay/Apple Pay/請求書払い

Rentio(レンティオ)はカメラやビデオカメラ・ルンバ・キッチン家電など様々なアイテムがレンタル出来るサブスクリプションです。2021年3月時点で1000種類以上のアイテムを扱っていて、気に入ったアイテムはそのまま購入することも可能です。

GooPassやCAMERA RENTと違って商品ごとに価格が設定されていて、アイテムによっては、月額料金で長期間レンタルするか3泊4日などのスポット利用かを選ぶことも出来ます。例えばCanonのEOS KISS X9は、3ヶ月以上の利用なら月額7000円(税込)でレンタル可能ですが、3泊4日なら8980円(税込)というように価格設定がされています。

さらにセットでSDカードや予備バッテリーのレンタルも可能なので、運動会や卒業式・結婚式のときだけ使いたいという方にも便利なサービスとなっています。

Rentioの特徴

Rentioの特徴はレンタルの手続きの手軽さと、カメラ以外もレンタルができる点です。他のサービスと違ってレンタルの手続きにあたり身分証の登録などは不要で、レンタル期間と配送時間を選ぶだけで、最短翌日に製品を受け取ることもできます。

またスポットレンタルの期間も一日ごとに設定することができ、手軽かつ柔軟にレンタルを利用できそうです。そのため他のサービスよりも短期間のレンタルに向いていると言えるでしょう。

そしてレンタルできるアイテムには、カメラや家電以外にもスマートフォン、ベビー用品やおもちゃなど2500種類以上の最新の製品が揃っており、カメラ以外の家電もレンタルしようと考えている人には便利なサービスだと言えそうです。

Rentio
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4.3 / 5 Rentioのサイトへ行く

モノカリ

基本情報
  • 料金:月額6,930円~58,300円(税込)
  • アイテム数:約370種類
  • 支払い方法:クレジットカード
  • 返却手続き:郵便局/コンビニ

モノカリはカメラ・ドローン・掃除家電・美容家電・キッチン家電・ゲーム機・オーディオ機器・パソコンなど様々なアイテムをレンタル出来るサブスクリプションサービスで、株式会社スペクトルが運営しています。

2021年3月時点ではカメラ関係だけで368種類のアイテムが用意されていて、GoProなどのアクションカメラやHDR対応ビデオカメラ・ミラーレス一眼・一眼レフカメラ・チェキ・カメラレンズ・コンデジ・三脚・SDカードなど幅広いラインナップを取り扱っています。

モノカリの料金体系は基本的にアイテム・泊数ごとで変わり、Canon EOS Kiss X90だと3日間で5,230円(税込)、GoPro HERO7 BLACKなら4日間で7,900円(税込)となっています。ですが月額レンタルが可能なカメラは一部あり、Canon EOS Kiss X10なら30日間15,200円(税込)、GoPro HERO7 BLACKなら30日間で8,500円(税込)という価格でレンタル出来るようになっています。

モノカリの特徴

モノカリはRentioと同様で、借りるときの手軽さが一番の特徴です。身分証を送る必要もないですし、即日発送してくれるので急遽カメラが必要になった時にも重宝します。

また返却も手軽で、郵便局またはコンビニに箱ごと渡すだけで手続きが完了します。さらに全国の空港内にある郵便局でも受取可能というのも、モノカリの魅力と言えます。

もちろん送料無料ですし、レンタル終了日の24時までに返却手続きをすれば良いので焦らずじっくりとカメラを利用することができます。

またカメラをレンタルする場合はセットアイテムとして充電器やバッテリーだけではなく収納ケースやSDカード・ネックストラップなども付いてくるので、別にアイテムを揃える必要もありません。

モノカリを見てみる

TORUNO

基本情報
  • 料金:月額7,480円/8,228円(税込)
  • アイテム数:約200種類
  • 支払い方法:クレジットカード
  • 返却手続き:コンビニ/ヤマト運輸

TORUNO(トルノ)は現在世界的なブームとなっているオールドレンズを手軽にレンタル出来るサブスクリプションで、シェアリングバンク株式会社が運営しています。

2021年3月時点ではオールドレンズの取扱種類数が208種類となっており、標準・広角・超広角・中望遠レンズなどの他にもアートレンズ・シネレンズ・シフトレンズ・ソフトフォーカスレンズ・マクロレンズ・プロジェクターレンズ・モディファイレンズなど様々なジャンルのレンズを取り扱っています。

料金プランは通常の使い放題プランが月額7,480円(税込)、修理補償サービスの付いた安心使い放題プランが月額8,228円(税込)の2種類が用意されており、それぞれ1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月ごとの利用期間が選べるようになっています。解約しない限り自動更新されるため、最初は1ヶ月プランでの利用が良いでしょう。

TORUNOの特徴

TORUNOではRentio・モノカリとは違って、どのレンズを借りても月額料金は変わりません。そのためレンズ本体価格を気にせず好きなオールドレンズを使って撮影を楽しめるようになっています。

もちろん利用中は何度でも交換手数料が無料となっているので、他に気になるオールドレンズがあれば試してみる事が可能です。ただ、郵送でオールドレンズを送ってもらうには全国一律で往復1,500円の送料がかかる点には注意が必要です。

3ヶ月更新プラン・6ヶ月更新プランであればそれぞれ1回分・3回分の送料無料ポイントが付いているので、長期的な利用を考えている方は長期プランを検討されるのが良いでしょう。

また修理補償サービス付きの安心プランであれば修理不可能な場合を除いて適用されるので、屋外でレンズを落としてしまった場合でも安心です。

TORUNOを見てみる

カメレン

基本情報
  • 料金:月額2,200円~26,500円(税込)
  • アイテム数:約190種類
  • 支払い方法:クレジットカード
  • 返却手続き:ヤマト運輸/郵便局/コンビニ

カメレンは株式会社チカズリカーリングサービスが運営しているカメラ・レンズがレンタル出来るサブスクリプションサービスです。2021/07/26時点では一眼レフ・ミラーレス一眼カメラとレンズがセットになった商品が20種類ほど、本体のみは50種類ほど、レンズのみは120種類ほど取り扱っていました。

取扱いメーカーも様々で、Canon/Nikon/OLYMPUS/SONYなど有名メーカーはもちろんSIGMA/タムロン/atx-iなどのメーカーもありました。

そして本体・レンズなどが故障してしまった場合でも、通常利用であれば利用者負担なしで故障対応を行ってくれます。そのため高額な本体・レンズでも落としたり水没させなければ弁償を気にせず利用することが出来ます。

モノカリの特徴

カメレンではレンタル商品によって、1週間/半月/1ヶ月/3ヶ月/6ヶ月と最低レンタル期間が設定されています。そのためその期間を超えないと返却ができませんが、本体やレンズキットなどは最低1週間レンタルとなっているので運動会や学芸会などイベント限定で使いたい場合にも使えます。

またレンタル価格については、最低レンタル期間によって考え方が変わります。公式サイトには、レンタル期間の1単位期間ごとのレンタル料金だと説明がありました。

つまり最低1週間レンタル(または半月レンタル)商品でレンタル価格2,000円であれば、1週間(または半月)ごとに2,000円かかります。ただ最低レンタル期間が1ヶ月以上の商品でレンタル価格が1万円であれば、1ヶ月ごとに1万円がかかるのでトータル金額には注意が必要です。

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