SMAVO

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定額制の車のサブスクおすすめ12選を徹底比較【2021年版】

2019年の2月より、トヨタ自動車がKINTO(キント)という車のサブスクリプションサービスの提供を開始し始め、サブスクリプションの波が自動車業界にもやってきています。これまでも、カーリースという形で月額で好きな車に乗ることができるサービスは複数存在していましたが、モビリティサービスの盛り上がりや、自動車メーカー自身もサービスの提供を開始し始め、さらなる期待がされているサービス群と言えるでしょう。

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SMAVOとは?

SMAVO(スマボ)は、「ボルボ・カー・ジャパン株式会社」が2017年より提供を開始した、ボルボ車に月々定額で乗れるサブスクリプションサービス(サブスク)です。

SMAVOのコンセプトは「“スマ”ートに“ボ”ルボに乗れる」となっており、スマホのように2年または3年で新しいボルボ車へ乗り換えられます。

2017年の提供開始以来さまざまなプランが導入されており、公式発表によると2019年は新車販売の約9%がSMAVOでの契約だったそうで、今後も注目のサービスとなっていくでしょう。

また、サービス開始当初はSMAVO対応車種が限定されていましたが、2020年1月に導入された新プランでは対応車種がボルボ全車種に拡大され、さらに魅力的なサービスとなっています。

SMAVOの特徴

対応車種はボルボ全車種

世界的に人気が上昇しているボルボは、メルセデスベンツやBMWよりは比較的安価なモデルが多いですが、それでも車両価格が1,000万円を超えるモデルもあり、なかなか気軽に買える車ではありません。

「リースでいいから乗ってみたい」「社用車としてリースしたい」という方もいるでしょう。しかし、高級車専用のリース会社はあるものの、ボルボの全車種を取り扱っている会社はそうそうありません。

「リース会社に行ってみたけれど、自分が一番乗りたいモデルがリース対応していなかった」という経験がある方もいるのではないでしょうか。

SMAVOであれば、2019年に生産終了したV40、V40 Cross Countryを除くボルボ全車種がサービス対応しているため、一番乗りたいボルボ車を選ぶことが可能です。

ボルボファンはもちろん、ボルボが初めてという人でも、さまざまなボルボ車から選ぶことができるので、自分好みの1台を見つけることができるでしょう。

電話またはオンラインで事前に試乗予約しておけば、契約前に乗り心地などを試せるので安心です。

新車に気軽に乗り換えられる

車は高い買い物なので、1度購入すると気軽に買い替えられず、長期間使用しているという方も多いのではないでしょうか。

しかし、長い間車を使用し続けると、いくらメンテナンスをしても乗り心地が悪くなったり、走行中に不具合が出てしまったりして、安心安全に乗れなくなってくるでしょう。

SMAVOなら頭金なしの2~3年で乗り換え可能であるため、常にボルボ最新の先進安全・運転支援機能を備えた車両を利用できます。

時代の一歩先を行く技術を積極的に採用し、優れた安全性能を搭載した最新の車に乗れるのは、SMAVOの大きな魅力といえるでしょう。

また、郊外へ引っ越したり結婚して家族が増えたりしても、その時々のライフスタイルに合わせて気軽に乗り換えられるため、ライフステージに合わせた車選びができるのもうれしいポイントです。

出費の管理がしやすい

車を購入した場合、諸費用や自動車税、車を維持するためのメンテナンス費用など、何かと出費が重なり管理が大変だと感じる方も多いのではないでしょうか。

しかしSMAVOなら、月々の支払いに登録時の諸費用や毎年の自動車税、メンテナンス費などもすべて含まれているため、出費をまとめて管理しやすくなります。

通常の車の購入とは違い、突然大きな出費が重なることもないため、金銭的な負担を軽くすることもできるでしょう。

ただし、車検で掛かる法定費用(自動車重量税、自賠責保険料、印紙代)と整備費用、4年目以降のメンテナンスサービスは含まれていないため注意が必要です。

定期的にメンテナンスしてもらえる

SMAVOでは、新車登録から3年間6回のカーメンテナンスが無償で受けられる「ボルボ・サービス・パスポート」が適用されます。メンテナンス項目を見てみましょう。

  • ナビゲーション地図バージョンアップ(古い場合のみ)
  • エンジンオイル
  • オイルフィルター
  • ドレーンパッキン
  • フロントワイパーブレード
  • ブレーキフルード
  • アクティブキャビンフィルター
  • エアフィルター
  • O2センサークリーニング
  • アドブルー

これだけ充実していれば、車の調子が悪くなることも少なくなり、快適に乗車できるでしょう。

充実した補償サービス

SMAVOには、さまざまな補償サービスがあるため、万が一の時でも安心です。補償サービスの内容をくわしく見てみましょう。

  • タイヤ補償:走行中の釘踏みやイタズラなど、偶然の事故によりタイヤがパンクした場合に、タイヤの修理費用または交換費用が補償される
  • ホイール補償:タイヤのアルミホイールが損傷を被った場合にアルミホイールの修理、交換費用が補償される
  • ボディ補償:ボディ、ガラス、エンジングリルなどが損傷を被った場合に修理、交換費用が補償される
  • シート補償:座席シートが偶然の事故により切断、裂けた場合に修理、交換費用が補償される

各補償の補償限度額は10万円までで、自己負担金額はホイール、ボディ、シート補償は1万円となっています。タイヤ補償に関しては自己負担はありません。

さらに、ドライブレコーダーもセットでついてくるため、とてもお得なサービスとなっています。

VOLVO交通傷害保険つきで安心

SMAVOを契約すると、VOLVO交通傷害保険が無料で付帯されます。(SELEKT SMAVOは除く)

補償内容は「ケガによる入院補償」「ケガによる手術補償」「ケガによる通院補償」の3種類です。

交通事故や交通乗用具の火災によるケガは国内・国外問わず補償され、入院、通院1日目から補償が受けられます。

補償金額は、ケガによる入院の場合は最大180万円(日額10,000円)、通院は最大27万円(日額3,000円)までです。他の保険や損害賠償金などは関係なく保険金が支払われるため、安心して利用できるでしょう。

なお、月々の支払いを約定通り履行していない場合は、次年度以降保険が付帯されなくなる可能性があるため、支払い日などはしっかり確認しておきましょう。

クローズドエンド方式で残価清算なし

SMAVOでは「クローズドエンド方式」が採用されているため、契約終了時に契約者が残価清算を行う必要はありません。(SELEKT SMAVOは除く)

契約終了時に残価がどうなっているのかを心配する必要がなく、契約終了時にお金がかかるリスクもないので気軽に利用できるでしょう。

クローズドエンド方式とは?

SMAVOでは、新車価格から「残価(契約終了時に残っている車の価値)」の査定予想額を引いた金額で、月々の支払金額が決まります。

この査定予想額はあくまでも予想なので、契約終了時の実際の査定額とは異なる場合があるのです。契約終了時にこの差額を清算することを「残価清算」といいます。

この残価清算方法には、「オープンエンド方式」「クローズドエンド方式」という2つの方法があります。

「オープンエンド方式」とは、契約者側が残価清算を行う方式です。契約時の査定予想額よりも実際の査定額が高くなった場合に、その差額を受け取れるというメリットがあります。

しかし、反対に査定額が低くなってしまった場合には、契約者が差額を追加で支払う必要があるため、契約終了時にお金がかかるリスクがあります。

なお、「残価清算をして契約を終了する」「リース期間を延長する」「残価を支払い車を買い取る」という3つの選択肢があるところもオープンエンド方式のポイントです。

一方、「クローズドエンド方式」ではリース会社が残価清算を行うため、契約者が差額を受け取ることも支払うこともありません。

契約終了時は「契約を終了する」「リース期間を延長する」の2つの選択肢があり、オープンエンド方式のように残価を支払って車を買い取ることはできないのが一般的です。

SMAVOの申込方法

SMAVOの申し込みはボルボ・ディーラーにて行いますが、オンラインでの商品説明も行われているので上手に活用しましょう。

オンライン商品説明では通話に加え、車両の様子や資料も確認することが可能なので、ショールームに来店する感覚で相談できます。

オンライン見積や支払いシミュレーション、コンフィギュレーターや試乗の予約もオンラインでできるため、気になる方は確認してみるとよいでしょう。

SMAVOの料金とプラン

SMAVOには「SMAVO 2/3(にいさん)」「SMAVO 3/5(さんごう)」「SELEKT SMAVO」の3つのプランがあります。それぞれのプラン内容をくわしく見てみましょう。

SMAVO 2/3

SMAVO 2/3は、3年契約2年しばりのプランです。頭金なしで始められ、2年後からボルボの新車に乗り換えができるようになります。

続けてSMAVOを利用する場合、2年目の乗換清算金は220,000円(税込)、期間満了時の乗換清算金はありません。常に最新のボルボに乗りたい方におすすめのプランです。

SMAVO 3/5

SMAVO 3/5は、5年契約3年しばりのプランです。頭金なしで始められ、3年後から別モデルに乗り換えができるようになります。

続けてSMAVOを利用する場合、3年目の乗換清算金は220,000円(税込)、4年目以降の乗換清算金はありませんが、3年目の車検費用は自己負担になるので注意しましょう。

SELEKT SMAVO

SELEKT SMAVOは、SELEKT車(認定中古車)限定の定額プランです。SMAVO 2/3やSMAVO 3/5よりもお手頃な価格で利用できるので、ボルボに気軽に乗りたい方はこのプランがおすすめです。

毎月の支払額は均等で、車両本体価格の約1.3%相当額となっており、最長1年ごとに乗換清算金なしで新車、またはSELEKT SMAVO車への乗り換えができるようになります。

プラン対象のSELEKT車は登録後18カ月、走行距離12,000km以内の高年式、低走行車なので認定中古車でも問題なく快適に乗車できるでしょう。

なお、SELEKT SMAVOでは、走行距離により超過清算金が発生する場合があります。さらにSMAVO 2/3、SMAVO 3/5とは違い、頭金ありのオープンエンド方式採用プランなので注意が必要です

販売価格や対象モデル、条件などのくわしい内容はボルボ・ディーラーに問い合わせましょう。

SMAVOの料金

SMAVOでは、通常のローンやリースと同様、頭金・ボーナス払いなしの均等払いや、頭金・ボーナス払いありの均等払いなどを選択できます。

SMAVO 2/3、SMAVO 3/5では頭金なしが選択できますが、頭金やボーナス払いありでの支払いも可能なので、月々の支払い額を抑えたい方は併用するとよいでしょう。

以下は頭金・ボーナス払いなし、月間走行距離750kmの場合のSMAVO 2/3、SMAVO 3/5の料金です。

SMAVO 2/3 SMAVO 3/5
XC40 75,460円~ 61,710円~
S60 89,980円~ 73,810円~
V60 93,940円~ 77,110円~
V60 Cross Country 101,750円~ 83,600円~
XC60 110,880円~ 91,630円~
V90 120,670円~ 100,650円~
V90 Cross Country 125,180円~ 104,500円~
XC90 138,050円~ 114,620円~

万が一、既定走行距離を超過した場合は、1kmあたり15円で清算されてしまうため注意しましょう。

SMAVOの支払い方法

SMAVOの公式サイトなどには、支払い方法に関するくわしい記載がありません。そのため、どこの信販会社を利用するかなどのくわしい内容は、直接ボルボ・ディーラーに問い合わせるようにしましょう。

SMAVOの解約方法

SMAVOは解約は、契約プランの期間満了時となるのが原則です。契約期間満了前に解約する場合、違約金(清算金)がかかるため注意しましょう。

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